解体工事
解体工事の工法
手壊し解体
重機が入れないような狭い場所や建物内部のデリケートな場所をはじめ、重機で解体する前の準備作業として、バールやハンドブレーカーなどの道具を用い、手作業のみで建物を取り壊していく方法です。
手壊し解体は労力や時間、高度な技術や熟練のノウハウを要するため、この工法を担う技術がない業者も少なくありません。
弊社は手壊し解体でも豊富な実績があり、未経験者にも一から指導ができます。
はつり工事
はつり工事とは、刃物やドリルなどの機械を用いてコンクリートを削る、切断、穴を開けるといった工事のことです。
設計変更などに伴い、コンクリートの壁の除去や間口の納まりを良くするためコンクリートの一部を削りたいときに行います。
極わずかな厚みの調整が必要なケースも多く、高い技術と熟練のノウハウが求められます。
騒音や粉じんの飛び散りが多い重労働でもありますが、ニーズが高く、解体現場には欠かせない存在です。
ゴーグルなどをしっかり装着して粉じんから守るとともに、養生を徹底した作業が必要です。
解体工事をする上で心がけること
解体工事では解体すべき目の前にある建物や柱、壁だけを見るのではなく、常に周りをよく見ることが大切です。
周囲の状況も気にかけることで、粉じんの飛び散りや落下物の阻止、思わぬ事故の防止につながります。
自分自身が事故に遭わないよう守る必要もあるため、1人で無理をせず、必要があれば、遠慮せずに周りを頼るようにしましょう。
解体工事では養生などの準備作業の段階から、何もない状態にするまでの後片付けまで丁寧に行う必要があります。
作業後に石などが残っていれば、思わぬ事故の原因になるため、後片付けまできちんと行うことも欠かせません。
1日の仕事の流れ
8:00 集合
現場によって集合時間は前後しますが、まずは事務所に集合して現場へ向かいます。
作業スタッフ全員が集合したら、その日の解体の流れをミーティングで確認し、安全対策を万全にした上で午前中の作業をスタートさせます。
10:00 休憩
職人にとって休憩時間も重要な役割を果たします。
集中力が切れた場合や疲労が出てくると事故が起こりやすくなるため、こまめにリフレッシュします。
休憩が終わったら、お昼休みまで集中的に作業を行います。
12:00~13:00 昼食
基本的には現場で持参した弁当などで昼食を取り、必要に応じて車内などで仮眠を取るなどして英気を養います。
しっかりとエネルギーチャージをしたら、午後の作業を開始します。
15:00 休憩
作業の疲労も出てきて、集中力が途切れてくる時間なので、一息いれます。
休憩中はスタッフ同士で談笑したりなど、コミュニケーションをとって親睦を深めます。
17:00 現場終了
片づけや清掃などを行い、作業終了となります。
明日の作業の確認や必要な機材などの準備をした上で、現場によっては直帰が可能です。